キャンプというより、キャンプギアにハマりつつある「ずぼらパパ」です!
スノーピークやコールマンのキャンプ道具を購入していましたが、いつの間にかガレージブランドと呼ばれるキャンプ道具にも手を出していました。
その心理は「自分だけのキャンプ道具が欲しい・使いたい」です!
まさにキリがない!!
周りの友人も知らないようなキャンプ道具はないかなぁと考えていたある日、妻から「自分で作ればいいのに」と。
私は不器用なので、全く想定外の提案でした。
ゼロから生み出すのはできない、無理だ。
色を塗ったり削ったりなら、可能性はあるか。と考えていた時に漆塗りに出会いました。
ペンキの塗装とは、また違う。なんだか手間の掛かりそうな雰囲気が妙に刺さりました。
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漆を塗るその前に
大事なことなので、初めにお伝えします。
「1時間もあれば、キレイに仕上がる!」というものではありません。
注意点もあれば、時間も手間もかかります。
ただし、時間や手間をかけた分の魅力や愛着が湧きます。
大変ですが、間違いなく面白いです!!
漆はかぶれます
漆が肌に直接触れると、痒くなったり、腫れたりします。
個人差がありますが、漆塗りにチャレンジする際は肌に触れないように手袋やアームカバーなどを使用しましょう。
乾かすのが大変
漆が乾く環境は、簡単に言うと「カビが生えやすい環境」です。
温度27度前後で、湿度60〜80%のイメージですので、夏が絶好のチャレンジ日和です。
一方で、冬はヒーターや加湿器などの準備が必要になるので、より手間がかかります。
ご注意ください!!
まずは何を塗るか?
使わなくなった木製の器なども検討しましたが、器などの食器はウレタン塗装が施してあります。
その塗装を削り剥がす必要があるということで、やめました笑
偶然見つけたのが、カリモクで販売されている鍋敷です。
コチラが販売されている状態です。
このままでも十分可愛いです。
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蜜蝋を塗布した状態
やすりがけをし、蜜蝋を塗ると木目が強調されて、全体的に木が濡れた時のような色づきになります。
やすりがけは100番〜1000番を徐々に細かく仕上げていきました。
やすりがけが適当だと、雑になった隙間に漆が入り込んでしまい、その部分だけ黒ずんだ様になります。
もしかすると、1番大切な工程かもしれません。
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漆塗り1回目
蜜蝋だけよりもさらに色濃くなります。ツヤよりはしっとりした感じになります。
なお、1回目の漆塗りは「漆:油=1:1」で薄めて塗っています。
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漆塗り3回目(2回目は撮影を忘れました)
さらに色濃くなり、艶が出てきます。
今回、2回目以降は漆のみで塗っています。
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その他にも塗ってみました
スノーピークのまな板など、全く違った雰囲気になります。
また、塗れば塗るほど愛着も湧くので、より大切に使うようになります。
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漆塗りで使用した道具
ネットで購入できるURLを記入していますが、紙やすりや平筆は100均で購入しても問題ありませんし、漆は東急ハンズであれば、1,500円程度で購入可能です。
逆に言うと、それくらいの道具でも写真のような仕上がりにはできます!(もちろん本物を見ると仕上がりの違いは歴然ですw)
本物はこちら→GNU
ケーク紙もキッチンペーパーや子供の古着などでも代用可能です。(毛羽立つタオル類はNG)
もちろん、道具もしっかりした物がいいですが、「とりあえず、やってみよう」という方は自宅にある物で代用できればOKかなと思いますし、私も色々と代用していました。(テレピン油の代わりにサラダ油を使っていましたw)
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